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ぬしがその麦を持っとる限り、わっちは死にはせんがな。(ホロ/狼と香辛料)

<第5話: 狼と痴話喧嘩 より>

◆ 次の名場面を英訳せよ。

ロレンス:
無事でよかった。

ホロ:
ぬしがその麦を持っとる限り、わっちは死にはせんがな。




【解説】

○ 無事でよかった。
I'm glad you're safe and sound.



sound は形容詞では、「(身体や精神が)健康な、健全な」という意味があります。

有名な諺で、
"A sound mind in a sound body."
というのがありますね。

健全なる肉体には、健全なる精神が宿る、ってやつです。

要するに、祈れ!
っていう諺ですね。



○ ぬしがその麦を持っとる限り、わっちは死にはせんがな。
As long as you hold onto that wheat, I'll be fine.



"as long as"は、「~する限り」の意で、
よく"as far as"との対比で説明されることが多いイディオムです。

"as far as"は「程度」や「限界」を表し、
"as long as"は「条件(=if only)」や「時の範囲(=while)」
というふうに説明されることが多いですが、

まあ、"as far as"の大半は、
"as far as S is concerned"(Sに関する限りでは)
"as far as I know"(私の知る限りでは)
の類のような気がしますね。


さて、ここでは、もちろん、「条件」です。

あえて文章を書き替えると、
"If only you hold onto the wheat, ..."
となりますね。

東大前期の英語では、
何十年ぶりかに、例年2題だった自由英作文の半分が、
書き替え問題に化けましたからねぇ。

こういう書き替えの知識も、教養として身につけておくべきなのかもしれません。


さてさて、"hold onto"は、「…を手放さない」という意の熟語です。

前置詞 onto が、あるものへ接触する運動、を表すということを理解していれば、なんとなくイメージできるでしょう。

ちなみに、
"hold on"は、「電話を切らないでおく」という意で専ら使われますね。



しかしまあ、
ここでロレンスが、自らホロを助けに行ってたら…、
などと想像すると、いろいろと楽しいですね。



【解答】
Lawrence:
I'm glad you're safe and sound.

Horo:
As long as you hold onto that wheat, I'll be fine.



〔出典〕
Spice and Wolf
Episode 5: Wolf and Lover's Quarrel


(Youtube動画→5:16~)





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テーマ : 狼と香辛料
ジャンル : アニメ・コミック

優しくしてくりゃれ?(ホロ/狼と香辛料)

もうまもなく2期が始まります! 「狼と香辛料」!
でも、まずは1期の復習から。


<第1話: 狼と一張羅 より>

◆ 次の下線部の名台詞を英訳せよ。

ホロ:
 ぬしは旅の行商人じゃろ?
 連れてってくりょれ?

ロレンス:
 なんで俺が…

ホロ:
 わっちの人を見る目は確かじゃ。
 ぬしは人の頼みを無下に断るような心の冷たいやつではなかろう?

ロレンス:
 寄るな、俺はそんなお人好しじゃ…

ホロ:
 優しくしてくりゃれ?


 …ぬし、可愛すぎじゃな。



【解説】

○ ぬしは旅の行商人じゃろ?
 You are a traveling merchant, aren't you?


「じゃろ?」は中国地方系の方言かな。
意味は「でしょ?」

したがって、付加疑問が該当する。
つまり、ホロにはロレンスが行商人だという確信があるということに。


残念ながら、ホロの特徴である「方言(ホロ語/ホロ弁)」は、
英語で表現するのは難しいですね…。

でも、そう言えば、FF10のインターナショナル版では、
リュックは、ユウナを呼ぶ時、
アルベド語なまりで「ユーニー(Yunie)」と呼んでましたね。
ティーダやユウナのセリフもNYの若者風の喋りにしたとのことですから、
もしかしたら、ホロの方言の英訳も可能、かもしれませんね。

英語版DVDはチェックしてないけど、どうなってるんだろう?


merchant [C]商人



○ 連れてってくりょれ?
 Can you take me along with you?


副詞alongは、移動を表す動詞と共に用いて、
「(人と)一緒に、連れ立って」の意味を表します。
イメージとしては、そばに寄り添っているような感じですね。
ホロとロレンスの関係にぴったりだ!



○ なんで俺が…
 Why do I have to...


Why do I have to (take you along ?)



○ わっちの人を見る目は確かじゃ。
 I have good eyes when it comes to people.


英語の"eye"にも、「鑑識力・判断力」という意味があります。
"have a good eye"は慣用表現で、「目が利く」の意味となります。

"when it comes to A"は「Aということになれば」の意の慣用表現です。

よって、「人ということになれば、私は目が利く(=私には人を見る目がある)」
ということになりますね。



○ ぬしは人の頼みをむげに断るような心の冷たいやつではなかろう?
 You are not so cold-hearted a person as to reject a sincere request
from others, am I right?


[構文] so ... as to do
 「~するほどに…な(程度)、…なので、~する(結果)」
 「程度・結果」を表す構文。いわゆる「so ... that 構文」の変形版。

ここでは、当然「程度」で訳す。
「あなたは、人の心からの頼みを断るほどに、心の冷たい人間ではないでしょう?」

so + 形容詞 + (a) + 名詞 の語順も重要。

"reject"は「断る」一族の中でも最大級に強い断りで、「拒絶」のニュアンス。

reject > refuse > decline

口語では、"turn down"が自然かな。



○ 寄るな、俺はそんなお人好しじゃ…
 Don't come near me! I'm not so amicable!


amicable
[adj] done or achieved in a polite or friendly way and without arguing

日本語の「お人好し」のニュアンスと違うような…。
日本語における「お人好し」は、
「あまりに善良すぎて、人から侮られる、騙される」の意なので、
形容詞の"simple"を使うのが、一番簡単でいいでしょう。

こういう中学レベルぐらいの簡単な単語ほど、奥が深くて、意外と使えますね。



○ 優しくしてくりゃれ?
 Can't you be gentler to me?


「もっと私に優しくしてくれないの?」の意。

否定疑問文です。
ホロにもっと優しくしてあげるときは、"Yes."と答えるんでしたね。
日本語につられて、"No."と答えたら、一気にバッド・エンド!




○ ぬし、可愛すぎじゃな。
 You are so cute.


"cute"は、「(小さくて、幼くて)可愛い」の意で、
「可愛い赤ちゃん」の「可愛い」のニュアンスです。

ここでは、「優しくしてくりゃれ?」に対するロレンスの反応が、
あまりにもウブだったために、
ホロがちょっと馬鹿にして、「可愛い」と言っているんですね。
こんなこと言われちゃ、男は言葉に詰まるしかないよねー。



【解答】
Horo:
 You are a traveling merchant, aren't you?
 Can you take me along with you?

Lawrence:
 Why do I have to...

Horo:
 I have good eyes when it comes to people.
 You are not so cold-hearted a person as to reject a sincere request
from others, am I right?

Lawrence:
 Don't come near me! I'm not so amicable!

Horo:
 Can't you be gentler to me?


 ...You are so cute.



〔出典〕
Spice and Wolf
 Episode 1: Wolf and Best Clothes


(3:46~)





<今日のエキサイトな翻訳>

○ ぬしは人の頼みを無下に断るような心の冷たいやつではなかろう?
 Isn't there japanese aralia with a cold mind that coldly refuses
[nushiha] person's request?



ホロの口調に、エキサイト、大パニック!!

てか、japanese aralia って何よ?
辞書に載ってねーー。

ということで、英語表現の使われ具合を調べるのに意外と有益な、
GoogleだのYahoo!だのを使って
"aralia"を検索すれば、「ウド」という言葉が目に付いたもんだから、
ああ、「ウドの大木」のことか?
そういえば、日本人ってどんくさいからなぁ。
「どんくさいウドの大木、邪魔なだけで、なんもやりゃしない」
=「心の冷たいやつ」かと思ったが、

心の冷たいはしっかり訳されている…。

気を取り直して、"japanese aralia"で検索したら…、なんてことはない。
「ヤツデ」だ!

ぬしは人の頼みを無下に断るような心の冷たいやつではなかろう?

そこを訳すんかい!!!!!!!!!!!!!!


さて、thatは、どうやら関係代名詞として用いられているようだ。
先行詞は"a cold mind"か…。

というわけで、
「ヌシハ人(?)の頼みを冷たく断る冷たい心を持ったヤツデはありませんか?」

「冷たい」がちょっとクドいので、


[まとめ]
○ ぬしは人の頼みを無下に断るような心の冷たいやつではなかろう?
→ ヌシハ人の頼みを冷たく断る無情な心を持ったヤツデはないかの?
 Isn't there japanese aralia with a cold mind that coldly refuses
[nushiha] person's request?



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Author:シャッセ
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 アニメやマンガ、ラノベなど、日本のサブカルチャーの重要性は高まるばかりです。

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